どうも、ねこ株リーマン(@alainyd)です!
はじめに
経済指標マスター講座50を受講頂きありがとうございます😆
「第6回 半導体BBレシオ」をご覧になっていない方は下の記事をどうぞ!
銅価格の概要
銅価格とS&P500指数
3ヶ月先物銅価格(LME)は18年6月に約7,310ドル/トンで天井をつけてから、直近高値の20年1月では6,275ドル/トンに対して20年4月24日に5,140ドル/トンまで約18%も下落しています。
銅は景気のバロメーター
「銅は景気を知っている」と投資家の間ではよく言われます。
銅の供給は比較的安定しており、物価変動からあまり影響を受けません。需要の増加を素直に反映して銅価格が変動するのです。
一方で、銅は安価でありながら電気や熱伝導性が高い優れた性質を持っています。そのため、電気配線や自動車・電子器機などの製造、公共インフラなどで銅は欠かせない存在です。
3ドル/ポンド以上の拡大は買い
銅価格の目安として、3ドル/ポンド(6,600ドル/トン)を超えると高い、2ドル/ポンド(4,400ドル/トン)を切ると安いと言われています。
ポイント解説
指標分類 |
先行指標 |
注目ポイント |
銅価格の上昇(下落)。US$3/ポンド超orUS$2/切りは分岐点 |
意味すること |
景気が上向いている(落ち込んでいる) |
ソース |
ロンドン金属取引所LME: https://www.lme.com/en-GB/Metals/Non-ferrous/Copper#tabIndex=2 |
注意点
地震などの自然災害、労働者のストライキなどにより銅の供給量減少が起こり、価格が上がることもあるため、こうした動きを景気の変化と読み違えないように気をつけましょう。
さいごに
✔︎「銅価格」は景気のバロメーターである先行指標
✔︎ 分岐点は3ドル/ポンド(6,600ドル/トン)超えと2ドル/ポンド(4,400ドル/トン)切り
✔︎ 直近高値(20年1月)から18%下落し景気動向には要注意
次回、「第8回 耐久剤受注額」をご紹介します!
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