どうも、ねこ株リーマン(@alainyd)です!
はじめに
経済指標マスター講座50を受講頂きありがとうございます😆
「第7回 銅価格」をご覧になっていない方は下の記事をどうぞ!
耐久剤受注額の概要
耐久剤受注額とS&P500指数
08年リーマンショック時には、−40%まで急落。20年3月は前月比14.4%の大幅下落となり、コロナショックによる景気への影響が懸念される結果となりました。
経済への信頼感が素直に表れる指標
個人にとっての耐久剤といえば、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電や自動車です。高価なものが多いので、それを買っても生活に支障がないという自信がなくては購入に踏み切れません。
企業の場合、一般的には資本設備、つまり製造機械や設備のうち売ればお金になるようなものを指します。特殊なところでは航空機なども含まれます。
耐久剤購入が増えている場合、個人の場合は一般消費者の購買意欲の高まりを、企業の場合はリスクを取る余裕がある=業界が全体的にうまくいっていることを意味します。
ポイント解説
注意点
耐久材には軍艦や戦闘機など国防に関わる高価な製品も含まれます。国の意向で売れ行きが決まるので、景気予測にはあまり役立ちません。そうした防衛関連の受注額を除外したデータを参照しましょう。
また、耐久剤受注額は月による変動がかなり大きいため、3ヶ月や6ヶ月といった期間での平均を見ることをおすすめします。
さいごに
✔︎「耐久剤受注額」は経済に対する信頼感を表わす先行指標
✔︎ 防衛関連、航空機を除いたデータで3ヶ月、6ヶ月平均で観察
✔︎ 20年3月は前月比14.4%の大幅下落となり、景気先行きへの不安が広がる
次回、「第9回 住宅建築許可件数と住宅着工件数」をご紹介します!
↓↓猫パンチ一発お願いします↓↓
↓↓はてブも応援感謝です↓↓