どうも、ねこ株リーマン(@alainyd)です!
はじめに
経済指標マスター講座50を受講頂きありがとうございます😆
「第11回 ISM製造業景況指数」をご覧になっていない方は下の記事をどうぞ!
米国ISM非製造業景況指数の概要
米国ISM製造業景況指数とS&P500指数
米国非製造業景況指数の3月は52.5と予想44.0を上回る結果となりました。4月は予想36.8を上回りこそしたものの41.8という結果となり50を下回りました。
民間経済の7割を占めるサービス業
サービス業はアメリカの雇用およびGDPの面で、政府支出を除いた民間経済の約7割を占めます。
サービス業は銀行、商店、卸売業、デベロッパー以外の不動産など、私たちの周りにあふれており、サービス業の景況感を示す上で、ISM非製造業景況指数は重要な指標となります。
一般的にはISM非製造業景況指数が50を超えていればサービス業は順調に伸びているといえ、逆に50を下回っていればサービス業は後退局面にあると考えられます。
ポイント解説
指標分類 |
先行指標 |
注目ポイント |
新規受注指数の上昇(低下)、企業活動指数が50を超えているか |
意味すること |
サービス業が順調で、景気が上向いている |
ソース |
米国供給管理協会ISM |
方向性ではなく位置を見る
新規受注指数は先行性の強い指標です。総合的な状況というよりも、サービス業の先行きを読むことに特化した指標だと言えます。
同様に輸出用受注も将来の状況を予測する上で重要な指標です。新規受注指数and/or輸出用受注指数がコンスタントに基準値50を超えていれば、サービス業は近いうちに伸びてくると考えられます。
注意点
この指標は歴史が浅く、50が基準として妥当であるだけの実績がまだありません。
歴史が浅いということで、信頼性に欠けるという人もいますが、毎月の発表のすばやさを考慮すれば、非常に便利な指標として機能するとも考えられます。
さいごに
✔︎「ISM非製造業景況指数」はサービス業を動向を把握する先行指標
✔︎ 基準値50をコンスタントに超えていればサービス業界の景気が上向きと予測
✔︎ 最新20年4月は41.8となり、予想を5ポイント上回るという結果
次回、「第13回 JoC-ECRI工業価格指数」をご紹介します!
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